何故だろう

夜中、すごく良い事があった。
単純な私は神様愛してるって空に向かって投げキッスしたっていいほど
もうほんとそのくらい気分が良くなっていた。

だけどよく考えたらこんなことは、
ちゃんと生きてる人にとってはありふれた日常なんじゃないかと思うと
急に悲しくなった。

でもそう思うってことは心地良さをくれた相手に
とてもとても失礼だから、だけど、複雑だ。

すごくすごくすごく普通になりたい。
今日はどの服を着ようかとか
お休みの日はゆっくりしようとか
そういう人間らしい思考をしたい。

この白い皮膚は何の意味も持たない。
だから羨むほどのものではないし誇りにも思わない。

上を見たらきりがないよ。
わかってるんだ。でも見ずにはいられない。好奇心もあると思う。
もうやだな、いちいち疑ってみたり勝手に落ち込んでみたり。
さっきの、舞い上がったままでよかったんじゃーないのか。

もーやーだー普通になりたい。
本当は普通よりちょっと上になりたい。
もうさもうさ頭の中の中がおかしいんじゃないかと思って。
いやま、頭がちょっとアレなのは重々承知なんだけど
セロトニンがどうこうだけじゃないんじゃないかと。
うわー脳ドッグ受けたいわー。だけど5万もするんだよ。ムリムリムリだー。
いやいやこういう考え方がもうね、やだやだ。

あー良い事あったのは事実なんだよなぁ。
生きてみるもんだな。
ありがとうねー。