友達と遊びました

日曜日にMと遊んだ。
このMって子はいとこだ。
家も歩いて10分ほどの所にある、幼馴染。
でも会うのは3年ぶり。
再会してまずお互いが発した言葉は「なんかちがーう！」だったと思う。

浅草へ行った。
例に漏れず雷門を撮影し仲見世も撮影し、アノ煙を頭に浴びた。
神社とかお寺って写真撮って良いのか迷う。
バチが当たりそうで怖い。チキンだ・・・

猫が居た。
まるまるしたかわいい猫。
人に馴れてて全然逃げない、むしろ近寄ってくる。
その猫は迷わず撮った。
猫ってなんであんなにかわいいのだろう。連れ去りたかったw
帰って浅草に行って何が一番嬉しかったって猫と戯れた事だよって母と姉に話したら( ゜д゜)ポカーンとされた。

で、地元に戻り。
色々話したな。
Mは情報通なので誰々があそこでバイトしてるとか、あの子はこういう仕事してるとか昔の人の今を聞かせてもらった。「○○もさ、何かしなよー働きなよー」と言われた。全くだ。今のバイトはバイトらしくないっていうか、その日暮らし用みたいなもんだしな。

本屋に行った。
いつも私が行くトコとはまた違うトコ。

なんで今まで来なかったんだろうと思った。
魅力的な本がワンフロア一杯にズラリと並んでた。
図書館か！ってほど沢山ある本たち。
何処に何があるか、どんな本があるか把握したかったのでかなりうろちょろした。
とりあえず把握したら、写真集を見てた。
猫だったり空だったり雑貨だったり人だったり。
本の題名は忘れたけど上野樹里や宮崎あおいが被写体になってるのがあって、特にあおいちゃんはどうしてこんなに絵になるんだろうとしばらく見惚れてた。

やはり人と接する事は大事だと思った。
Mの価値観とか意見とか新鮮だったし。
それに団体行動が出来ない（出来ていない）事がわかった。
いつも一人で食べたり、買い物したり、プラプラしたりしてるからどうしていいかわからなくなる。一緒に居る人への気遣いが出来てないと思った。
自分が行く所っていうのはもう大体決まっていて、「ドコ行く？」ってなったときに浮かぶ場所が私の趣味に偏りすぎてて、しかも遊ぶ場所っていうより休む場所だったりするから、あーココは駄目だしココも行ってもつまらんだろなーとぐるぐる考えて結局自分の持ち駒が少ないって気付く。
友達との遊び方がわからない・・・
と知ってしまったときなんかショックだった。
「遊び方」なんて無いんだろうけどMを疲れさせ、気を遣わせたのは確かだ。

それでも「また遊ぼう」ってお世辞じゃなく言ってくれるのが嬉しかった。
そう、嬉しかったんだ。
久々に会えて話せてまた次の約束もできて。



今回自分の持ってる世界はちっぽけで
世の中じゃ通用しない、甘い甘い考えだってわかった。
今の生活がどれだけ恵まれていてどれだけ楽をしているかもわかった。

ゆっくりでいい。
焦るな、人より遅くていい。
忘れないように。
私も頑張ろうって思ったことを。